しろハメblog

「パラオってなんですか？」
「パラオって何県ですか？」
「パラオってどこのキャバクラですか？」

…と、行く人行く人に聞いて帰って来た答えの数々

これを見てるあなたはパラオをご存じでしょうか？

パラオと申しますのは、サイパン同様、太平洋戦争末期まで立派なら日本の領土でした！

元はサイパンと同様、ドイツの領土だったのですが、
第一次世界大戦にて日本がちょこっと参加しただけで、ほどんど労すること無く当時の敗戦国ドイツから賠償として頂いた太平洋の島です。

日本人がエラいのはここから…

このドイツより手に入れた太平洋ど真ん中の島に「南洋庁」というサイパン同様、南の島の開拓を主目的とした機関を置き、なぁ〜んも無かったパラオに学校や道路といった生活インフレを整備して近代的な町並みを作り、１９２０年代には４人に３人が日本人となるくらい成長しました。（Wikipediaより）

しかしアメリカとの戦争色が強くなるにつれ、日本は海軍の関連施設を作り、戦争が始まると重要な海軍の戦略拠点となります…。

地理的にはサイパンとフィリピンの真ん中にあり、日本本土からは真南ですからね…

逆に日本本土攻略の足場を太平洋上に作らなければならないアメリカからしてみては、サイパンやフィリピン攻略の足がかりとすべく、当然のことながらこのパラオを攻略します。

特にパラオの南に位置するペリリュー島には、日本が重要な海軍の航空基地を作っていたため、アメリカもこれを奪取すべく太平洋を血に染める究極の上陸作戦を展開します。

この戦禍を描いたのが、あのスピルバーグとトム・ハンクスが共同で制作したHBOの名ドラマ「The Pacific」でございます。

このドラマを見られた方もおられるかと思いますが、そりゃ〜スゴいの一言でございます。

「ペリリューの戦い」と呼ばれる日米双方の戦闘で、戦死者１万人超！アメリカだけにしぼっても1,794名が戦死してるということなのでスゴいですね！（アメリカはどの戦争を見てもあまり死なない…）

そんな戦死者の遺骨や慰霊を収めるため現に「ペリリュー神社」は存在します！！

…ということで前置きが長くなりましたが、戦前日本人がたくましく築いては、戦禍で散っていったこのパラオという国を少しでも知って頂けたら…と思います。

⇒《【勝手にしやがれ!!】太平洋の奇跡パラオ・旅行記 》の続きは下の【この記事の続きを見る】からです。）